動物行動心理学研究室

生命科学部

動物の「こころ」を読み解いて、動物のQOLを高めたい

ことばをもたない動物は、聴覚、視覚、嗅覚といったさまざまなチャンネルでコミュニケーションをとっています。たとえば、ネコの「シャー」という音声は、ネコが防衛的状態にあることを教えてくれます。これに、背を丸める、毛が逆立つなどの視覚的特徴がともなうことで、ネコの内的状態を推測することができます(ホルモン分泌に関係する嗅覚手がかりもあるはずですが、これはわたしたちにはわかりません)。イヌとネコの発生や姿勢の種類については、かなり詳しい目録ができていますので、それの指標をうまく組み合わせて、行動が起こった状況とあわせて考えることで、動物の内的状態をとらえることができれば、たとえばストレスの程度を量的に把握することができるようになります。動物が嫌がることに、「大嫌い」「かなりイヤ」「少しだけイヤ」「ほとんど大丈夫」という程度があることがわかれば、動物たちとのうまいつき合い方を考えていけるようになるはずです。

教員紹介

教授 唐川千秋 修士(文学)
教員情報の詳細:倉敷芸術科学大学 教育研究業績データベース

研究活動

「心理学ナヴィゲータ」(第2版)(分担執筆)3章 学習 4章 記憶・思考
平成23年1月 北大路書房(京都) 41-78.

「パースペクティブ 学習心理学」(羽生義正編著)(分担執筆)学習における生物学的制約 平成11年2月 北大路書房(京都) 44-49.

「発達心理学用語辞典」(山本多喜司監修)(項目分担)擬似条件づけ,逆行条件づけ,再条件づけ,比較行動学 平成3年9月 北大路書房(京都)

“Effects of a brief social contact upon open field behaviour and FR1 escape/ avoidance aquisition in socially isolated adult rats.”
平成12年3月倉敷芸術科学大学紀要, 5, 165-174.(単著)

“Counting of sequentially presented electrical shocks in rats.” 平成8年7月 動物心理学研究, 46, 21-28.(共著)

「能動的回避学習事態に及ぼす成体時社会的個別飼育の効果に関する研究」 平成8年3月 広島大学教育学部紀要 第1部(心理学), 44, 89-94.(単著)

「ラットの成体時社会的個別飼育が行動制止に及ぼす効果」 平成7年9月 行動科学, 34, 59-67.(単著)

「ラットにおけるオープン・フィールド内での数手がかり利用に関する要因」 平成7年3月 広島大学教育学部紀要 第1部(心理学), 43, 55-62.(単著)

「学習・行動に及ぼす個別飼育の効果」 平成2年10月 広島大学大学院教育学研究科博士課程論文集, 16, 96-100.(単著)

メッセージ

(掲載準備中)

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Last Updated:2016/05/27