比較臨床腫瘍学研究室

より良いがん治療を目指して

日本人の死因の第一位は悪性腫瘍(がん)です。実はコンパニオン・アニマルでも同じ様な事が起きています。これは感染症予防の普及や人間と動物の生活様式の変化に伴って動物の寿命が伸びている現在では当然の事なのかもしれません。でも苦しんでいる動物を治したい、治せないまでも快適な生活を送らせてあげたいと思う気持ちは誰でも同じではないでしょうか。

比較臨床腫瘍学

がんの種類は様々ですが、共通する特徴があります。がん細胞は正常な組織を形作ることなく無計画に数を増やし、周囲組織を破壊したり(浸潤)離れた臓器に移りそこで増殖します(転移)。がんができた場所(原発巣)だけで増えるのであれば良いのですが、浸潤や転移を起こしてしまうため全身性疾患となってしまいます。原発巣の治療には手術や放射線治療が行われます。病気の初期段階や進行の遅いがんに対してこれらの治療方法の効果は絶大で完治することもあります。しかしながら進行の速いがんや転移に対しては緩和的な意味しか持たないこともしばしばです。そこで全身治療として化学療法が登場するのですが、一部のがんを除いて期待する程効果が得られていないのが現状です。また、人で効果が認められている薬でも代謝や反応性の違いにより使用できないものもあります。私たちの研究の目的は、今まで私たちが無力であったがんを制御し通常の生活を送ることのできる治療法を開発することです。

教員紹介

教授 岡村泰彦 獣医師 博士(獣医学)
教員情報の詳細:倉敷芸術科学大学 教育研究業績データベース

研究活動

(準備中)

メッセージ

比較臨床腫瘍学研究室は2017年にできたばかりの研究室です。ですから、この研究室から生み出された成果はまだありません。実験の立ち上げにも苦労するでしょうし、研究も思うように進まないかもしれません。でも、見方を変えれば私たちにとって何かをすればそれは全て私たちにとっての成果です。未開の大地を開拓し一緒に”Giant-killing”を狙ってみませんか。

研究室一覧

Last Updated:2017/03/27