産業科学技術研究科(修士課程・博士課程)
産業科学技術研究科 / 修士課程
情報化社会を支える高度な情報技術ならびに医薬品や機能性食品等生活にかかわる高機能物質と医学の知識を研鑽し、専門知識を現場に生かして研究・開発できる人材を養成する。
計算機科学専攻
計算機科学専攻では、現在、未来の高度情報化の進展に伴う情報技術の革新に対応できる技術者の養成を目指しています。「計算機システム」、「知的情報処理」、「情報メディア」、「情報数理」を枢軸とし、情報化基幹技術およびそのバックグランドとなる数理の教育・研究を目的としています。院生諸君には実学面を重んじ、豊富な実験・演習により高度な理論や技術を修得できるようにしています。
取得できる免許状 : 中学校教諭専修免許状(数学)、高等学校教諭専修免許状(数学)・(情報)
| 系 列 | 氏 名 | 主な研究内容 |
| 計算機システム | 小林 和真教授 | 次世代インターネットとインターネット利用技術、地域インターネット |
| 村山 公保教授 | インターネットプロトコル技術、分散アプリケーション技術の研究 | |
| プラダン・スジット教授 | ノントラディショナルデータベースの研究 | |
| 知的情報処理 | 藤原 敏勝教授 | 人工知能及びシステム制御の応用に関する研究 |
| 尾高 好政教授 | 多変量データ解析ソフトウェアの開発 | |
| 中島 道夫教授 | 脳神経回路網、ニューラルコンピューティング、バイタルセンシング | |
| 情報メディア | 小川 聡教授 | ディペンダブルソフトウェアの研究 |
| 浜田 長晴教授 | カラー画像処理および画像活用ヒューマンインターフェース | |
| 梶浦 文夫教授 | 計算機の教育利用に関する研究 | |
| クリストファー・ウォルトン准教授 | WEB用のグラフィックデザイン | |
| 情報数理 | 中本 太一教授 | アルゴリズムによる代数学。数学教育 |
| 渡辺 守教授 | グラフ理論、離散幾何、組合せ論を含む離散数学の研究 | |
| 中川 重和教授 | 数式処理アルゴリズム及びその応用 |
機能物質化学専攻
機能物質化学専攻では、教育と研究に等しく重点を置きながら生きた教育を行う。化学はもとより、薬学、医学、化学工学、細胞生物学などの出身教員が、互いにその専門領域の垣根を取り払った教育と研究により、柔軟な探究精神と統合的視野をもって物事を判断し得る能力を備えた人材を育成する。
取得できる免許状 : 中学校教諭専修免許状(理科)、高等学校教諭専修免許状(理科)
| 系 列 | 氏 名 | 主な研究内容 |
| 機能分子化学系 | 萬代 忠勝教授 | 海洋産制がん剤および抗インフルエンザウイルス薬の合成研究 |
| 須見 洋行教授 | 生理活性物質の検索と機能性食品の開発 | |
| 岡 憲明教授 | 微生物および植物細胞を用いた物質生産・変換研究 | |
| 佐藤 恒夫教授 | 高選択的有機化学反応の開発 | |
| 奥本 寛教授 | 機能性有機分子の開発 | |
| 仲 章伸教授 | 有機ケイ素ポリマーの特性と機能材料への応用 | |
| 岡田 賢治教授 | バイオマスプラスチック材料の開発 | |
| 宮野 善盛教授 | 流体の物性・平衡とその工学的応用 | |
| 分子細胞病理学系 | 大野 英治教授 | 癌幹細胞の生物学的特性解析、IPS細胞の腫瘍化に関する分子生物学的解析 |
| 坂口 卓也教授 | 神経細胞の変性および再生の機構解析 |
産業科学技術研究科 / 博士課程
計算機科学専攻
- 情報システム系
- 情報システム・インフラストラクチャー設計・構築・実現技術、即ち、広域情報システム構築利用のための、インターネットやイントラネット等情報ネットワーク構築・利用技術、情報システムの基本構成要素である各種プロセッサのアーキテクチャや設計技術、更には近年広域情報システムの中核技術の一つとして重要性を増している、動画像等の連続メディア・データベース構築利用技術等の中から選択した研究テーマに関して、個別に研究を指導する。
- 情報メディア系
- 情報システムを利用して各種の科学的、社会的課題を解決するための技術や理論、即ち、計算機シミュレーション品質向上手法、フォールト・トレラント・システム構築技術、グラフ理論等の離散構造、有限代数系その他の各種情報数理的理論や手法の中から選択した研究テーマに関して、個別に研究を指導する。
取得できる免許状 : 中学校教諭専修免許状(数学)、高等学校教諭専修免許状(数学)・(情報)
| 系 列 | 氏 名 | 主な研究内容 |
| 情報システム系 | 中島 道夫教授 | 生体情報処理の研究を行う。脳の情報処理に着目した記憶・学習に関わる強化学習回路網理論、超並列回路網の複雑系安定性の研究、あるいは、生活支援・健康管理システムに応用できるヒューマンフレンドリーなバイタルセンシング技術に関する研究を行う。 具体的には、光学計測法などを用いた非侵襲生体計測によるデータの解析・評価技術に取り組む。 |
| 小林 和真教授 | インターネット環境における高度化、次世代化技術を中心に、実用化・標準化に貢献できるプロトコル、アプリケーション、運用技術、分散化技術、多様化技術等について、学際領域的視点に基づいた国際的に通用する研究開発を実施する。また、人材育成、共同研究推進、国際技術交流等を積極的に行える視点を持つことを重視し、関連学会、関連業界との人的コネクションを確立させ国際的に通用する研究者となるよう指導する。 | |
| 村山 公保教授 | TCP/IP プロトコルを理解し、その上で次世代インターネットに適応する次世代アプリケーションの提案、実装、運用、評価を行う。また、アプリケーションの観点から、TCP / IP プロトコルの性能を評価し、問題点があればそれを改善する方法について、提案、実装、評価を行う。 | |
| プラダン・スジット教授 | 関係データベース(リレーショナルデータベース)は1970年代にそのアイディアが提起され、その後の活発な研究開発活動の後、1980年代に実用化の域に達し、現在ではイントラネットなどの上で組織の情報システムを構築するための基盤的なソフトウェア技術として欠くべからざる存在になっている。しかし、従来のデータベースでは文字や数値のデータ型が対象になっていたが、それらのデータ型に加え、静止画、動画、グラフィックス、および音声などが続々とでてきている。近年このような新しい型のデータを格納するためには関係データベースの機能が不十分であり、マルチメディア・データベースが注目されている。しかしながら、汎用的なマルチメディアデータ構造を表現できるデータモデル、およびそれらを検索するためのフォーマルな問い合わせモデルが確立されていない。そこで、本研究室では動画像や音声のような連続メディア(Continuous Media)のためのデータモデル・問い合わせモデルに関する研究を行う。特にオブジェクト指向概念によるモデリングや代数的な検索モデルに注目する予定である。 | |
| 情報メディア系 | 浜田 長晴教授 | 画像を中心にしたマルチメディアの利用環境が整備されつつあるが、素材の入力から編集、蓄積、配信を経て出力されるまでの各段階での画質の向上と使い易さの改善が望まれている。このような要請に応えるため、「ネットワーク環境でのCG及びカラー画像の高度利用とヒューマンインタフェースの研究」を中心課題として、カラー画像の高忠実度色再現技術、高精細CG制作・表示技術などに関する研究に取り組む。 |
| 小川 聡教授 | システムの構成要素に問題があっても、システムとしてサービスを継続するためのフォールト・トレランス技術を扱う。フォールト・トレランス技術はネットワークを含むシステム構成に依存するので、分散システム・実時間システム・モバイルシステムなどシステム形態や、マルチメディアシステムなどサービス形態の考察が必要である。本研究では、システムのフォールト・トレランスの実現のため、ハードウェアのみならず、ソフトウェア自体のフォールト・トレランス構造も対象とする。リカバリブロック法やNバージョンプログラミング法の他、モバイルエージェントのフォールト・トレランスへの応用も考察する。 | |
| 渡辺 守教授 | 離散数学の研究。具体的には以下の分野の中からテーマを選び研究する。可視性問題のグラフ理論的手法、グラフの直線描画、交差性等の離散幾何の研究、グラフのカラリング、ハミルトン性等のグラフ理論の研究、および離散数学に散在する幾何学的・組合せ論的諸問題の発見と研究。 | |
| 中川 重和教授 | 数式処理と計算機統計学への応用について、以下のテーマのいずれかについて研究を行う。数式処理の話題として、A)対称多項式環における数式処理アルゴリズム、B)2項イデアルに対するGroebner basis 理論を用意している。 数式処理の計算機統計学への応用として、1)多変量統計量分布をEdgeworth 展開により導出するための数式アルゴリズム(上記Aと関連)、2)分割表に対するMarkovChain Monte Carlo 法(上記B と関連)、3)Edgeworth 展開によるBootstrap 法の精度評価(上記Aと関連)、を用意している。 |
機能物質化学専攻
- 物質デザイン化学系
- 医薬、機能性食品(特定保健用食品)、機能性有機材料、機能性無機材料、化学プロセス等を分子レベルで化学的、生化学的にデザインし、より機能的に優れた付加価値の高い機能物質の研究開発を指導する。
- 分子細胞病理学系
- 新規の疾患診断・治療技術を確立することを目的として、癌細胞・幹細胞・神経細胞などを対象とする分子生物学に基づく細胞病理学・再生医科学の研究を指導する。
取得できる免許状 : 中学校教諭専修免許状(理科)、高等学校教諭専修免許状(理科)
| 系 列 | 氏 名 | 主な研究内容 |
| 物質デザイン化学 | 須見 洋行教授 | 生物、細胞を用いた生理活性物質の検索方法と分子構造の解析、並びに新素材開発の方法を研究する。 |
| 萬代 忠勝教授 | 海洋産制がん剤の新規大量合成法の開発研究および抗インフルエンザ薬タミフルやリレンザの新規合成法の開発研究をする。 | |
| 佐藤 恒夫教授 | 有機化合物の合成デザインに必要とされる新規有機合成反応の開発を研究する。 | |
| 奥本 寛教授 | 紫外線吸収剤、発光分子等の機能性分子の開発を行う。 | |
| 岡 憲明教授 | 植物や微生物に含まれる酵素等の機能性分子の解明とその産業的利用について研究する。 | |
| 仲 章伸教授 | 新規な有機ケイ素化合物の合成を行い、機能性物質の開発を研究する。 | |
| 岡田 賢治教授 | 木質系バイオマス資源を利用して実用可能な高分子材料の開発について研究する。 | |
| 宮野 善盛教授 | 気体や液体などの流体の熱力学的性質を、実験的手法、状態方程式などの古典熱力学に基づいた手法、および分子シミュレーション法により解明する方法を研究する。 | |
| 分子細胞病理学 | 大野 英治教授 | 癌幹細胞の生物学的特性解析、IPS 細胞の腫瘍化に関する分子生物学的解析 |
| 坂口 卓也教授 | 神経細胞の変性および再生の機構解析を研究する。 |

