大学構内全面禁煙宣言

img

大学改革の重要な課題の一つは、「学生と教職員の健康を守る」ための方策を実施することです。

日本では年間約120万人が亡くなっていますが、その中には、事故のように「避けられる死」があります。厚生労働省等の調査によれば、このような死の原因の第1位が喫煙であり、その犠牲者は年間約13万人です。ちなみに、第2位は自殺(約3万人)、第3位は食品による窒息死(高齢者を中心に約8,000人)、第4位は交通事故(約7,000人)です。

喫煙は喫煙者自身のがん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、その他の呼吸器疾患など多くの病気の原因になるだけでなく、周囲の人が受動喫煙をすることにより、虚血性心疾患、肺がん、乳幼児期の喘息、乳幼児突然死症候群などの原因になることが明らかになっています。さらに喫煙は、その害が喫煙年数に比例して大きくなるため、若年者の喫煙を防止することは大学の大きな使命です。

このような医学的な事実が明らかになるにしたがって、非喫煙者の健康を守るために、職場内および敷地内の禁煙は日本を含む先進国の多くがすでに実施し、厚生労働省も官公庁や医療施設での全面禁煙を通知し、タバコ税の値上げなど、とくに若者の喫煙防止対策に力が入れられています。

倉敷芸術科学大学はこれまで禁煙日を設けるなどの努力を続けてきましたが、社会がすでに大きく動いていることに鑑みて、2012年4月1日をもって学内を全面的に禁煙にしました。

現在は、大学外での路上での喫煙者のマナー向上や健康への意識改革を地道に進めています。

-以上-

Last Updated:2015/03/24