第4回 「大原美術館について」 倉敷芸術科学大学芸術学部 松岡智子教授






5月14日に「おかやま倉敷学」の4回目の講義がありました。
講師は倉敷芸術科学大学芸術学部の松岡智子教授、
「大原美術館について」というタイトルでお話いただきました。

この美術館が倉敷に開館したのは昭和初期。美術館自体が
それほど多くない時代に、児島虎次郎の先見の明による
絵画収集と大原孫三郎の財力によって完成されました。

児島虎次郎の生前の足跡やどのように数々の名画が
収集されたのかなどに触れながら、収蔵作品を一つ一つ
解説していただきました。
特に、世界的に有名なエル・グレコの名画落札の逸話に
学生は聞き入っていました。

先生は美術館の膨大な関係資料を研究されていますが、
モネ画伯直筆の領収書や児島虎次郎が旅先から出した絵葉書など
大原美術館の歴史に学生は感慨深く耳を傾けていました。


<学生の感想文>

・今まで大原美術館に行く機会がなかったけど是非行きたいです。絵を見ながら先生の説明を聞けてよかったです。

・児島虎次郎は海外でも創作活動を展開して、数々の名画を残していったことが素晴らしいと思います。

・皇居の中に美術館があるということを初めて知ってびっくりしました。見たことのある絵も何枚かあったので説明の話がとても興味深かったです。

・日本で西洋美術を本格的に集めたのは大原美術館であったのにはとても驚いた。虎次郎のとても強い気持ちがこもっている気がした。

・今日授業を聞いて新たな価値観とか想像力が生まれたと思った。美術と観光の共通点を見つけてさらに勉強したいと思う。

・「秋」という絵の意味が気になります。どの絵もきれいに色が使われていてすごかった。

・レオン・フレデリック「万有は死に帰す」の絵は一度見たら忘れられない絵ですよね。なんか、生々しいです。

・今日の授業で外国の美術館のことがよく解った。歴史など芸術のよさなどが解った気がする。

・大原美術館のことが沢山わかって良かったです。スクリーンに映していた画像は初めて見たものばかりで「すごいなあ」と思いました。

・一番好きなのは「受胎告知」という絵だ。児島虎次郎はすごいセンスの持ち主だと思う。

・初めて西洋美術作品をおいた美術館がこんな身近な場所にあることはすごいことだと思いました。レオン・フレデリックの娘が目の前で殺されたあと、娘を芸術によって蘇らせようとしたという話がとても印象に残りました。

・私は地元が高梁なので成羽美術館にも行ったことがあり、児島虎次郎についても学習していたので、興味を持って話を聞くことができました。

・児島虎次郎はヨーロッパに行く前と帰ってきてからとでは、描く作品の印象が変わり技法が変わって明るくなったという事を知りました。