| ◆ ◆ ◆ | 生活とエネルギー | ◆ ◆ ◆ |
| G. 人工熱抑制と水分蒸散が決め手! |
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1948年の1年間に最低気温が25℃を下回らず、熱帯のように寝苦しい夜は広島市で1日だけだった。戦前の日本各地で熱帯夜は1年間に2〜3日平均だったし、都市によっては全くないこともあった。それに引きかえ最近の広島市では熱帯夜は年平均25日もある。最高気温が36℃に達する酷暑の日は、埼玉県熊谷市など首都圏北西部の都市でも増えてきている。

気圧配置、風向きや高温気団の分布状況など気象の影響も考えられるけれども、都市および大都市周辺部における熱帯夜の根本的要因としては、★私が子供のころの夏の夜は、都会でもクーラーは目立った?が大変大きい。(朝日1998年7月10日付社会面を参考にしました.)
- 田畑・森林の植物や湿った土などによる水分の蒸散が減少したこと、
- 自動車や電気製品、特にクーラーから出る人工熱が増加したこと
夏は私もクーラーを利用し、クーラーに助けられている。が、涼しい室内に比べて、一歩屋外へ出たときのムッとくるあの人工的な熱風は好きになれない。あれは水田の上を通って吹いてくる自然の風とは違う。人間がつくり出した不完全な文明だ。現代人は、なぜ熱を捨てたままにしておいて平気なのだろう。平気ではないが、あの熱を利用する技術がまだないのだろうか。ヒートポンプで熱を回収して活用することは出来ないのだろうか。何と無駄の大きいことか?
→ 待ってました、1999〜2000年にやっと登場。2000年春、市場に出回っているエコロジーハウスの数々。クーラーから出る熱を外気中に捨てることなく、地下室に蓄熱しておいたり、シャワーや風呂のお湯を沸かすのに使う。これに、夜間電力を有効利用するというだけでなく、太陽光発電の活用を屋内外の全電化製品に徹底して応用している(屋根全面に太陽光発電パネルを敷く)。もはや、モデルハウスに留まっている段階ではなくなった。
クーラーだけではない、自動車にもラジエーターがある。考えてみると、電気製品はみな熱を排出するような仕組みになっているではないか。
★だから、自然エネルギーを有効に利用 したり未利用の熱を回収して再利用 することが大切なわけだ―
これらの熱をエネルギーとして利用することが出来れば、その省エネ効果によって少しはヒートアイランド現象を緩和できるのではなかろうか。電力等の動力源に変換して、力学的あるいは化学ポテンシャルなどや、生命維持・成長のための組織エネルギーへの蓄積に使われれば、なおいっそう排出熱は減らすことが出来るはずである。
とくに農作物や樹木などの成長エネルギーとして取り込まれるのが望ましい。なぜなら、水分を保った土や緑には空気を冷やす水分の蒸散作用があり、日射の熱が空中にじかに放射するのを抑制するからである。
地面のコンクリート化が進みすぎないように都市計画を立てて、見張るのが望ましい。
これからは単一製品や設備の中だけで省エネルギーを追求するだけでなく、複合的にエネルギー効率化をシステム化していく必要性があるといえるだろう。






