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 21世紀によせて 
途中から[社会とエネルギー資源]兼用です.
B. 地域と地域を考える

 私たちの地域社会での役割を考えよう。

 “備南街道”を利用している人々にとって第3セクタ井原鉄道(岡山県総社市〜41.7km〜広島県神辺町)の完成はたいへん感慨深いものです。建設運動が始まったのは,ほぼ半世紀前の1951年のことと聞いております。平成11年1月11日,午前11時11分11秒,1番列車が井原駅を旅立ちました。

田園風景のなかに誰からも忘れられたような工事中の施設を,私も朝夕眺めました。ずいぶん長いこと待たされたものです。残りものには福があるというけれど,実際に利用してみて,私は本当に沿線地域の町や村の発展を願う気持ちを強くしました。

井原鉄道では,1日の利用客を6,000人あまりと見込んで,11年後の赤字解消をめざしているとか。赤字が出ても5年間は,4割を国が,残りは岡山と広島両県の沿線12市町村が穴埋めしてくれるという。もちろん出来れば黒字路線として発展してほしいものです。(1999年春)

井原駅舎
 ところで1997年3月15日以降,岡山県をはさんで北は鳥取県米子市から南は高知県南国市までが一本の線でつながりました。以前,開通後1年を経過した時点で南北道路のことを振り返りました。あのときは,岡山を出発して蒜山→大山→松江→出雲→大田→三次→福山→倉敷と4県をまわった('97夏)経験がありました。途中で休憩をとりながら進み,すばらしい山里の風情も満喫できました。もちろん運転には十分気をつけましたが,蒜山−大山出雲−松江 の自然は抜群で,気分もいたって爽快でした。

地方の時代というかけ声が世間に満ち満ちていた時代はすっかり遠退いてしまいましたが,地域軸ルートが地域と地域とのつながりを最重視して完成されたことは今でも重要な意味を持っています。この路線には,観光はもちろん,広域的な生活道路としての波及効果も期待されています。もちろん環境アセスメント の観点では今後も見まもっていく必要はありますが,南北横断道が地域の生活と文化の向上に及ぼす効果は計り知れないでしょう。

1年間を平均してみると,岡山自動車道路の全車線を利用する車の数は1日8千台を超えていたといいます。これは地域社会に新しい条件が付け加わったことを示しています。南北輸送の現在までの特徴は貨物輸送の割合が低いことです。山陽自動車道で3割以上がトラックなどの大型車であるのに比べると,岡山自動車道では1割を超える程度でした。しかし将来のことでは予測できない面もあります。

 岡山県は「産・官・学・おたく」によるインターネットの普及を掲げ,県民に低料金でケーブルテレビを利用してもらう事業を始めていましたが,その一環として,県庁舎と倉敷地方振興局の間を155Mビット/秒の光ファイバ超高速回線で結んだのを皮切りに(2,000年には622Mビット/秒の予定),総社市・津山市などでCATV網を使ったインターネット回線の実験モニタリングも始めました(「岡山情報ハイウェイ構想」は1996年2月より開始,モニター事業は97年暮〜98年春)。倉敷市などで使用されるNECのケーブル・モデムは情報速度が上りと下りで異なる非対称型です。

(1998年春、記録)


 自動車のエンジン ― ガソリンエンジンやディーゼルエンジン ― のことで問題。

(1)普通の自動車で,いわゆる燃費の向上とともにCO2の排出量が減少するのはなぜか?(「クリーンカー」についても色々調べよ。)

(2)2日間のドライブで消費したガソリンの量が65(g)だった。その間排出されたCO2の中の炭素を同じ2日間で,樹木の光合成により固定するのに必要な森林の面積はどれほどだろうか?

 
 二酸化炭素の出入りする量を記したマップを作り,正味どれだけが大気に蓄積されていくかをまとめよ。


一口メモ1
メモをとろう
 地球上でどれほどの二酸化炭素がどこへ吸収され,また,どれくらいの量がどこから放出されているかについては,まだ完全に把握できていない部分もあるが,だいたいの数量的な検討は可能である。とくに森林と海洋での入出の多いことがわかっている。しかし珊瑚礁の機能については,まだ未知のことがらが残されている。


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