一方では、今日の大量消費型社会そのものに対して警鐘を鳴らす動きもある。環境問題は温暖化の問題だけではなく、エネルギー資源確保の問題から、人口爆発や食料不安の問題、さらに、じわじわと富生物多様性環境の破壊が進行していく問題など、人類共通の多くの問題を含んでいる。一消費者として容易に行動できることは多いが、かといって強制はよくない。事実をありのままに見た本人の意志で行動するのでなければ、何ごとも長続きしないものだ。
ささいなことだが、私は空になった紙パック飲料容器を手作業で分解してストックしておき、数十枚たまると買い物袋に入れて資源ごみに出している。しかし回収後のことを考えてみると、表面加工された紙を再利用することがまた手間のかかる工程なのだ。製品を造る段階から加工しやすい紙パックにするとか、大量に再処理しやすい設備をくふうするとかしなければ、いかに良質の古紙であってもリサイクルは軌道に乗らない。
運輸部門すなわち車社会というものについて考えてみる と、遠距離ならば電車を利用したり、車でも2〜3人で乗り合わせて通勤するなど色々な行動が考えられる。現に欧米の国々のなかには、自治体みずから道路有効利用の社会システムをつくり、相乗り通勤車を優先的に速く走らせる空いたレーンを設けている所がある。さてあなたは、どのようなことを考えていますか?