熱の段階的利用(Heat Cascade)

 化石燃料を利用して、「使い勝手の良い」電力や動力などの二次エネルギーを得る場合に、40%程度の高い熱効率を達成するためには(ふつうの火力発電では、発電効率はせいぜい40%)、できるだけ高温で燃焼させるのが得策である。しかしその時出てくる廃熱を、石油化学プラントなど産業の各分野に、また団地やホテルでの給湯などの民生用に利用できればもっと有益である。

高効率化を電力と熱とで考えることによって、より効率的なエネルギーの利用が可能となる。

将来、MHD発電などの超高温発電技術が実用化されれば、トッピング部分での高温化と複合化によって発電効率は55%まで高めることができるだろう。


      |←従来の発電域→|     
-160℃ 0℃50℃    1,300℃  2,000℃
            超高温
発電
 
             
 ガスタービン
 =======⇒
トッピング
技術
LNG発電  
スチーム
タービン

 =======⇒
 
 熱回収 発電 
=========
 
==⇒
600℃






 
電力
 
 
 
  (熱)
 
 300℃ 
      
      
高効率
熱回収・供給
システム
←――
 
  
 
(熱)
 
 

 
   
   
プロセス   
給湯冷蔵 産業・民生用
暖房冷凍 電力
冷房凍結  
 破砕  

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更新日 98/05/22