| ◆ ◆ ◆ | 地球資源とリサイクル | ◆ ◆ ◆ |
| A. 生活文化のグローバル化 |
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グローバル性を認めると.....
さて『社会とエネルギー資源』や『ゼミナール』等で考えてきたことの中に“地球のエネルギー資源と食糧とゴミの問題”がある。一般にこれらの問題とその解決方法を象徴的に表すことばが「環境」と「リサイクル」と「省エネ」である。
近ごろ、日常生活でもリサイクルの重要性が取り上げられる。たとえば卑近な例だが、スーパーの買い物袋などは一人で同じものを繰り返してできるだけ長く使用するのがベターだ。あの袋を一から製造したり、ごみとして処分したりするのに消費されるエネルギーはばかにならない。みんなが実行すれば、自動車何十万台かを休ませるエネルギー節約分に相当するらしい。
大量の廃棄物を有効利用するリサイクル産業の動きも活発である。一般ごみと産業廃棄物の増加に対応する社会的な傾向だ。
ある繊維関係の事業所では、使用済みで廃棄されたナイロン魚網を回収し、不純物を取り除いて精製したものに新品のナイロン原料を混ぜて、一つの繊維製品の原料として使用している。ある造船所は、繊維強化プラスチック製のレジャーボートや小型船舶をガス化して燃焼させ熱回収するプラント設備を商品化している。また、あるセメント製造工場では、工場などから出てくる廃プラスチックをセメント焼成炉に入れ、石炭といっしょに燃やしている。一般ごみを固形燃料(RDF)に成形するプラントや、工業排水からリサイクルできる物質成分を回収する設備が造られるなど、など、・・・
21世紀はまぎれもなくリサイクルの世紀になろうとしている。
ここ十数年、他に例を見ないほどに徹底してリサイクルを追求してきたのがドイツである。エネルギー資源をできる限り循環させ、くり返して使うことを法制化までしている。日本は対応が遅れているが、国土が限られ資源開発にも限界の見えている点で類似点の多いドイツは、ちょうどよい模範となるかも知れない。必ずしもまねをする必要はないが、少なくとも参考にはなるだろう。





