デザイン芸術
生活プロダクトコース
INTERVIEW
Q.
どんな作品を作成していますか?
A.学童で学びをつなげる
学童には、 他学年と交流したり、多様な経験ができたりするなど、学童ならではの魅力があります。しかし、 社会的地位の低いことや、
多様なニーズへの対応など課題が多く、その現状を踏まえて学童の在り方を再定義したいと考え、このようなプロジェクトを提案しました。
Q.
このタイトルにした理由を教えてください
A.学童で子どもと地域をつなぐ
学童ならではの魅力をより効果的に活かして、学童を通じて子どもと地域を繋ぐことで共に成長していけるような社会を目指したいと思い、このようなタイトルになりました。現状の課題調査を基に学童の在り方を再定義し、未来の希望を持つ子どもたちがより成長していける社会になればいいと思います。
Q.
こだわった部分はありますか?
A.ゼミの中で学んだこと
ゼミの中では特にアイデアを出す発想法やデザインのプロセスという考える過程を学んできたので、テーマを決めるときもアイデアを出す時もその発想法を活用するというのは意識しています。実際時間はかかったけどテーマは自分なりにいいなって思ってます。
Q.
自分らしさが表現されているところはありますか?
A.調査にふりきって深めることができた
ゼミがそうなんですけど、周りの人と違って調査というものにとにかく振り切っている節があって。「こういう分析で、こういう調査をして、こういう結果になって」みたいな、結構調査って感じの発表が多いんです。それを早い段階で今回もやっていたんですが、そこは私なりに深められたな、自分らしいなと思います。
Q.
苦労したことはありますか?
A.コンセプトが固まるまで時間がかかった
コンセプトが固まるまで時間がかかり、アイデアスケッチを出す時間が大幅に削られてしまったことですね。まずテーマやプロジェクトを考えるまでの期間があってそこからアイデアを出すんですけど、大体のやる事が決まるまでに5ヶ月くらいかかりました。
Q.
どのような4年間でしたか?
A.デザイン課程と教職課程に追われる4年間
デザイン課程と教職課程の両立に追われる4年間でした。色々な経験が増えたかなって思います。忙しかったけどそれぞれの学んだことをお互いにいかして、今回の卒業研究も教職とデザインを結びつけるようなテーマにできた事が嬉しいです。この大学の特色でもあるアートを筆頭にいろんな領域を学べて、いろんな経験を重ねて、その経験は直接活かせなくてもふとした瞬間に思い出したりして糧になっています。
Q.
後輩へのメッセージをお願いします
A.自分のレベルに合った小さなことから
約丸 1
年の期間をかけた作品制作だからこそ、自分が心から「やりたい!」と思うことを今からでも頭に浮かべてほしいなと思っています。皆さんにも、卒業制作では作りたいものを存分に作ってほしいです。たまには休息を取り、家族と過ごす時間や友人と遊ぶ時間なども思い切り楽しんで、無理しすぎずに頑張りながら“自分のやりたいこと”で溢れさせる
1年にしてください!
赤田 弥生
『未来の学童プロジェクト』