デザイン芸術
陶芸コース
INTERVIEW
Q.
どんな作品を作成していますか?
A.可動式の陶器プラモデル
ポタモデル(Pottery model)という陶器でロボの各パーツを作りあげ、接着剤で組み合わせる可動式の陶芸プラモデルを作りました。
Q.
このタイトルにした理由を教えてください
A.プラモデルのように稼働することから
陶芸(pottery)プラモデルのように可動する事から、合わせて「ポタモデル」と名づけました。
Q.
苦労したことはありますか?
A.違う材質の表現
縞鋼板という、滑り止め用の突起を付けた鋼板の造形ですかね。縞鋼板の突起部分をそれぞれ丁寧に整形しています。苦労した分、私のお気に入りのポイントにもなっています。
Q.
こだわった部分はありますか?
A.胴体のメーカーやパイプの配置
胴体のメーター部分やパイプの配置に一番こだわりました。本物の機械や工場の内装をもとに、イメージを膨らませ金属のような材質を陶器で表現しました。
Q.
制作するときに大切にしていることはありますか?
A.完成した時に後悔しないように
完成した時後悔しないように、今作っている作品と向き合い続ける事ですかね。
Q.
作品を制作して成長したと思えることはありますか?
A.装飾技術と作業速度の向上
装飾技術と作業速度の向上ですかね。そして、自身が立てた計画を実行する実行力と自己管理能力も向上しました。計画を立てて実行するのが不得意だったので、予定している製作スケジュールに余裕を持って取り組めたことが嬉しいです。
Q.
後輩へのメッセージをお願いします
A.最後まで気を抜かないこと
製作は、自分の実力に沿った計画を立て、序盤が順調でも最後まで気を抜かない事。後で後悔しないように最後まで全身全霊で作品に向き合う事。
小森 望生
『 ポタモデル』