メディア映像
映像・放送コース
INTERVIEW
Q.
どんな作品を作成していますか?
A.「背景、僕へ。」という映像作品
タイトルは、「背景、僕へ。」という映像作品です。ある日、昔の自分から今の自分へと手紙が届いて、それを読んで過去を振り返りながら、今の自分と比べながらもこれから頑張っていこうと思う話です。
Q.
このタイトルにした理由を教えてください
A.タイトルを見て物語がはじまるようにしたかった
そんなに小難しいタイトルを付けたくなくて、ただ、作品にあったタイトルで、タイトルを見た時に「見てみたい」と思ってほしく、尚且つ物語から逸脱しないようにしたのと、手紙を読み始めるようなタイトルにすることで、タイトルを読むことで物語が始まるようにしたかったので、このようなタイトルにしました。
Q.
苦労したことはありますか?
A.スケジュール通りにいかなかったこと
企画の段階でスケジュールを作成したんですけど、それ通りに行かずに苦労しました。夏場に少し体調を崩したり、キャストの変更があったりと全スケジュールを見直して、ゼロからまたスタートしたってことが苦労したことですかね。
Q.
こだわった部分はありますか?
A.作品の中身
作品の中身ですかね。タイトルと意味合いで、なんでこのタイトルにしたのかなって、作った側が説明しなくても、見た方それぞれの感じ方で意味合いを感じてほしいなってことにはこだわってます。
Q.
制作するときに大切にしていることはありますか?
A.見た人にもわかるような作品を作ること
ものを作るときに、伏線をはってもうまく回収できてなかったり、自分ではこんな意味でこのシーンを入れたってなっても、見た人に伝わらないと意味がないので、独りよがりになるんじゃなくて、見た人にも分かる作品を作るように心がけています。
Q.
この作品を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
A.前向きに頑張っていこうという意思表示
中高の担任の先生から20歳になった僕へという手紙が送られてきて、読んでみると様々な悩みが書いてあったんです。それを思い出して、今までの苦労や頑張ってきたことを形にするならどんな作品がいいかと考えた時にアンジェラ・アキさんの「手紙」を聴いて胸を打たれ、手紙がモチーフの作品を作ろうと思いました。
Q.
後輩へのメッセージをお願いします
A.きっかけを大事にしてほしい
これまでというか、今までの生きてきた人生とか、一つ一つが思い出になると思っていて、楽しいだけじゃなくてもちろん辛い時もあると思うけど、後々になって振り返ったら笑い話にできることもあると思うので、その思い出を大切にしてほしいなって思うのと、何かしたいと思って行動した時に躓いてしまっても、何かしたいと思ったきっかけがあると思うので、そのきっかけを大事にしてほしいなって思います。
中野 陽睦
『拝啓、僕へ。』