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学科の特徴

学科の特徴

表現×革新→創造

境界のない時代に、境界のない芸術を。

芸術学科

芸術学部はこれまでの
デザイン芸術・メディア映像のジャンルに加え
先端デジタル技術で創造する先端メディアコースを創設し
芸術学部芸術学科として新しく生まれ変わります

目指す職種

デザイナー

デザイナー商品特性やターゲット、クライアントを理解し、必要な情報がひと目で伝わる最適なデザインを作りあげます。

イラストレーター

イラストレーターPCやタブレットを扱う技術に加え、人体の構造やキャラの背景まで読み解く力が必要となります。

アニメーター

アニメーター年々需要が高くなっているアニメーション。デッサン力や造形力など、高いレベルの画力が求められます。

ゲームクリエイター

ゲームクリエイターゲーム開発は様々な役割に分かれて制作されています。ゲームを魅力的に仕上げる技術や考えを学びます。

中学・高等学校の美術教員

中学・高等学校の美術教員中学生や高校生に美術の魅力を教えます。「技術」や背景を伝えることで現代に息づく「文化」を教えます。

博物館学芸員

博物館学芸員博物館での資料の収集や保管、展示会の企画、調査研究などを行います。勤務先に応じた専門知識が必要です。

  • ファッションデザイナー
  • テキスタイルデザイナー
  • 工芸作家
  • アーティスト
  • 映画製作スタッフ
  • 映像クリエイター
  • CMクリエイター
  • 放送スタッフ
  • YouTuber
  • ゲームグラフィッカー
  • Webデザイナー
  • Webプログラマー
  • アプリクリエイター 
    など

取得可能な資格

  • 中学校教諭一種免許状(美術)
  • 高等学校教諭一種免許状(美術)
  • 学芸員

学科の特徴

  • 01

    3コース8分野から
    幅広く学べる

    アート、メディアデザイン、先端メディアの分野を横断したカリキュラムで、新たな価値創出の理論と手法を学べます。

  • 02

    好きな時間に
    24時間制作できる

    24時間利用できるアトリエや工房を備えており、自分にしかできない表現を徹底的に追求できます。

  • 03

    少人数制のため
    教員と学生の距離が近い

    学生たちは教員と対話をしながら、伝統と先端の表現を思う存分に学ぶことができます。

[ 4年間の主な学び ]

1・2年次

1-2年次ではコースを限定せず複数の分野の基礎を学びます。科目を自由に組み合わせ、自分がどの分野に適正があるのか専門性を見極めます。またPCの基本的な使い方や芸術の歴史、理論なども学びます。

3年次

選択した1分野の応用を学び、さらに専門性を深めます。企業・地域と連携した実習で、応用力と実践力を身につけます。

4年次

突き詰めた専門性と幅広い総合性を融合し、自ら設定したテーマで卒業制作に取り組みます。

コース紹介

アートコース

美術 平面(絵画)、立体(塑造)、ミクストメディア
工芸 ガラス工芸、陶芸

メディアデザインコース

ビジュアルコミュニケーション グラフィックデザイン、プロダクトデザイン
CGアニメ・動画 CGアニメ・動画
マンガ・イラスト マンガ、コミックイラスト、イラストレーション

先端メディアコース

ゲーム 2D/3Dゲーム、eスポーツ
Webメディア モバイルアプリ/Webアプリ、Webデザイン
先端メディア創造 XR(VR/AR/MR)コンテンツ、メディアアート、クリエイティブコーディング

芸術を取り巻く社会環境の変化や、芸術そのものの変化を踏まえ、純粋芸術や応用芸術、メディア芸術までを広く学び、芸術に新たな需要や高い付加価値を生み出せる独創力、及び伝統技法とデジタル技術を活用した芸術的な表現力を身につけて、広く社会に寄与できる創造力豊かな人材を育成します。

伝統を未来につなげるアートコース

デジタル社会への対応力とともに、
伝統的な美術工芸分野における
アート作品の制作表現能力を身につける

造形表現、工芸の2分野からなり、それぞれの普遍的かつ最新のアイデアと手法を学べます。さらに、アトリエでの実習、理論研究を進め、専門的かつ、独自性を持った能力を育成。倉敷の産業や文化とも関わることで、革新と伝統を行き来し、新たなアプローチを展開します。

[ 授業紹介 ]

  • 美術工芸演習Vイメージ画像

    美術工芸演習V
    (日本画演習)

    絵画制作の素材として銀箔を用い、アイロンを使う硫化技法を使った新たな表現で絵を描きます。

  • 美術工芸実習Ⅱイメージ画像

    美術工芸実習Ⅱ
    (ガラス実習)

    吹きガラスの技法を学び、器とオブジェを作成し、造形力と想像力を高めます。

実践力を磨き現場で活躍するメディアデザインコース

デザインの知識やデジタル活用スキルを学び、
紙、パッケージ、Web、放送、雑誌といった
主要なメディアでのコンテンツ表現能力を身につける

ビジュアルコミュニケーション、CGアニメ・動画、マンガ・イラストの3分野からなり、グラフィックデザインやプロダクトデザイン、アニメーションやマンガ、イラストレーションなどを実践経験の豊富な教員から学ぶ事ができます。地域と連携した様々なプロジェクトや、展示会、各種コンクールへの参加などを通じて、表現力のあるメディアクリエイターをめざします。

[ 授業紹介 ]

  • 動画基礎

    感情や情報を伝える表現手法として、動画は必要不可欠になりました。授業では、企画から撮影、編集まで、基礎的な動画の制作技術を身につけます。

  • マンガ基礎

    マンガは、日本を代表する文化の一つです。この科目では、アナログ画材を使った、最も基本的なマンガの制作技術を身につけます。

  • デザイン実習Ⅱ
    (アーティストプロモーション)

    架空のアーティストを設定し、その音楽性や魅力をアピールするためのプロモーションを考えます。

  • デザイン演習Ⅲ
    (木製椅子のデザイン)

    「椅子と人」の関係を考えてコンセプトを立てたうえで、実際に使用できる椅子を制作します。

先進的な知識と技術を身につける先端メディアコース

プログラミング技術とともに、IoTやVR・ARといった
先端メディア技術を学び、
時代が求める創造力や表現力を身につける

ゲーム、Webメディア、先端メディア創造の3分野からなり、2D/3Dゲーム、eスポーツ、アプリ制作やWebデザイン、XR(VR/AR/MR)コンテンツなどについて学べます。プログラミングを中心に、様々な先端メディア技術や表現法を学び、次世代のアーティストをめざします。

[ 授業紹介 ]

  • 先端メディア基礎2

    マルチデバイスに対応した、Webサイトやデジタルサイネージのデザイン・コーディングを学びます。

  • 3DCG基礎1

    3DCGソフトの操作方法や基礎技術を学び、3Dキャラクターのアニメーションを制作します。

産学連携プロジェクト

倉敷染のTシャツ制作

KOKURAYA SDGs Projectの一環としてコミックイラストコースの学生と作業服メーカーの小倉屋が地元の活性化を目的にタッグを組み、地元・倉敷をイメージしたアパレル商品を開発しました。学生の自由な発想による、デザインと地元発祥の「倉敷染」で倉敷らしさを感じるモダンなウェアとなりました。

玉川近代美術館でのプロジェクションマッピング
「Power of Art from SETOUCHI」へ参加

今治市大三島美術館・今治市玉川近代美術館との協同展「Power of Art from SETOUCHI/今治港開港100周年記念事業」に学生が参加。30m×6mという広大な壁面に映像をマッピングさせるプロジェクションマッピング作品を出展しました。

次世代のアーティストとして大きな一歩

新しい感性を持つ若手作家を盛り上げるアートプロデュース集団「WATOWA GALLERY」主催の企画展「WATOWA ART AWARD2022 XIHIBITION」にて、芸術研究科美術専攻2年次生の森田玲音さん(広島県瀬戸内高等学校出身)が入賞し、小野勇人さん(岡山県立鴨方高等学校出身)が鬼頭健吾賞を受賞しました。学生から始まる新しいカルチャーに注目です。

UHA味覚糖 清水白桃味グミのパッケージデザイン

UHA味覚糖株式会社とコラボし、新商品「岡山県産清水白桃グミ」のパッケージデザインを学生が制作しました。16名の学生が約5ヶ月間携わり、3年次生・西谷涼さんのデザインが採用。清水白桃のみずみずしさと柔らかさを泡で表現したパッケージに仕上げました。同商品は現在、好評発売中です。

在学生の声

ガラスを磨き続ける。思い通りにいかない。だから、おもしろい。

ガラスと向き合っていると、
時間は一切忘れてしまう

4年次 鈴木菜月さん
愛媛県立新居浜東高等学校 出身

ガラスを扱うって、難しいけどおもしろい!そう感じる毎日です。
初めて吹きガラスに挑戦したときは、思い描いたようにはまったくできませんでした。そもそも、あの熱さに体が耐えられない。それからしばらくすると、ある程度思ったように扱えるように。とても楽しかったのですが、そこからが苦しい。どんなにもがいても、イメージする作品に近づけないのです。答えのない中での試行錯誤ですが、それがまた楽しいのかも。完全にガラスにはまっています。

在学生の声1

いまチャレンジしているのは、たくさんの板ガラスを接着して磨き上げ、水面のようなきらめきを表現する作品。磨けば磨くほど輝きが増して、思いもしなかったような表情を見せてくれるんです。7時間ぶっ通しで磨いたこともあったのですが、最高に幸せな時間でした。

在学生の声1

将来の夢は、ガラス作家になることです。ちょっと不思議で、人の手で作った温かみを感じられる作品を生み出していきたいです。そのためにまず、土台となる技術を大学で徹底的に身につけたいと考えています。

アイデアをすぐにカタチに。「もっと作りたい!」が湧き上がる。

充実した設備と
親身な先生のおかげで
モノづくりを満喫!

4年次 近藤直人さん
福岡市立福岡西陵高等学校 出身

デザイン芸術学科では、様々な分野のアートやデザインを学ぶことができます。中でも私の興味があるのは、家電など身の回りの製品のデザインを学ぶ「生活プロダクト」分野です。

在学生の声2

授業ではオリジナルのキッチン用品をデザインし、レーザー加工機や3Dプリンターなどの機器を使って現物を作り上げました。学内には自由に使っていい道具や器具が豊富に用意されており、思いついたらすぐにアイデアをカタチにすることができます。頭の中にあるアイデアが実際のカタチになることはとてもワクワクするし、「もっとこうしよう」というアイデアもどんどん浮かんできます。先生との距離が近く、制作の過程で気軽にアドバイスをもらえ、いろいろなことに相談に乗ってもらえることも本学科の魅力です。

在学生の声2

デザインは個人の発想が大切だと以前まで思っていましたが、優れたデザインは理論に基づいて生み出されていることや、チームプレーの成果であることを大学で学びました。ここで得た知識や経験は、美術の先生としても、企業に所属するデザイナーとしても、活かすことができると感じています。

「好き」を伸ばせる!「得意」を見つけられる!!

たくさんのクリエイティブに触れ、
CGアニメの魅力に出会う

3年次 木村友香さん
岡山県立総社南高等学校 出身

アニメを見たりイラストを描くことは大好きだけど、はっきりとした目標は見つかっていなかった高校時代。そんな私にとって、幅広い分野のアートやデザインを学び、そのうえで専門分野を決められるメディア映像学科はぴったりな環境でした。

在学生の声1

CGコースに進むことを決めたのも、1年次後期の「アニメーション基礎」の授業でCGを使ったアニメ制作を学んだことがきっかけでした。CGを扱うのは初めてだったのですが、そのおもしろさに感動。「もっとできるようになりたい」と思い、専門分野を決定。今は3DCGソフトを使ってキャラクターを動かす技術を勉強しています。

在学生の声1

倉敷芸術科学大学は、地域との連携が活発な大学です。私が所属するアニメゼミでも、倉敷市からの依頼を受けて雑誌分別袋のイラストデザインを行いました。ゼミ内選考の結果、私のデザインが採用されることになりました。地域の特性や使う人の気持ちを考えながらデザインをすることは、実際の仕事に通じる体験です。こういった機会が豊富にあるおかげで、社会人になってすぐに役立てられる力を養うことができると実感しています。

マンガ雑誌に作品を掲載!本格デビューに向けて、すべてが勉強の毎日です。

違う分野の人やモノと
接することがマンガに活きる

中務日向子さん
広島県立因島高等学校 出身

マンガが大好きで、将来の目標はマンガ家になることです。そんな私にとってうれしいのが、メディア映像学科ではマンガ以外のいろいろな勉強ができ、他分野を専門にしている人たちと一緒に学べることです。

在学生の声2

映像のことを勉強すれば、「その考え方はマンガにも活かせるな」と思ったり、アニメの勉強を通してアイデアの出し方を学んだり。チームでプロジェクトに取り組んだときは、個性たっぷりのメンバーから刺激をたくさんもらいました。
今はタブレットでマンガを描いている私ですが、実は入学前、パソコンが苦手でした。だから同じようにパソコンに苦手意識がある人も、心配しないでください。「絵が上手じゃないから」とためらっている人も、大丈夫です。先生との距離が近いおかげで疑問や不安はすぐに相談でき、しっかりとした技術を身につけることができます。

在学生の声2

2021年12月には、作品がマンガ雑誌に掲載されました。長年の夢が実現したとも言えるのですが、まだまだ始まったばかりでもあります。次の目標である連載に向けて、学校生活のすべての時間を通して技術や知識、そしてネタを吸収したいです。

教員紹介

アートコース

松岡 智子美術史、博物館史/フランスを中心とした美術史

東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程修了。
主に日本と西洋の美術館・博物館史、日本近代美術史、日本と西洋の美術交流史、フランス近現代史を研究している。

張 慶南ガラス工芸/キルンワーク

倉敷芸術科学大学大学院修了。
ガラス作品を制作し、世界中の展覧会で数多く発表している。

メディアデザインコース

中川 浩一アニメーター/テクノロジーアーティスト

CM/インタラクティブアート/プロジェクションマッピングなど多数制作。

土井原 由子イラストレーター/作家

日本・海外の同人即売会や企画展などに出展。
モバイル系の待ち受け画像やイラストのメイキング雑誌、ぷっちぐみ(小学館)などにイラストを寄稿。

先端メディアコース

大屋 努ゲーム/3DCG/デジタルものづくり

3DCGやゲームの制作、工作商品の開発を経て本学教員に。面白さを探求し、アナログから2D/3D/XR、電子玩具まで、幅広くゲームづくりを行う。ゲームによる高齢者の健康づくりの研究に注力し、ものづくりによる地域連携拠点の運営も行っている。

馬場 始三モバイルアプリケーション/Webアプリケーション

デジタル技術を学びや教育に活かす教育DXとともに、モバイルアプリやWebアプリの制作研究に取り組む。