メディア映像学科

Media&
Visual Arts
メディア映像学科
メディア映像学科

イラストレーターPCやタブレットを扱う技術に加え、人体の構造やキャラの背景まで読み解く力が必要となります。

アニメーター年々需要が高くなっているアニメーション。デッサン力や造形力など、高いレベルの画力が求められます。

ゲームクリエイターゲーム開発は様々な役割に分かれて制作されています。ゲームを魅力的に仕上げる技術や考えを学びます。
- 映画製作スタッフ
- 映像クリエイター
- CMクリエイター
- 放送スタッフ
- YouTuber
- ゲームクリエイター
- ゲームグラフィッカー
- Webデザイナー
- Webプログラマー
- アプリクリエイター
- アニメーター など
取得可能な資格
- 高等学校教諭一種免許状(情報)
- 学芸員
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01
最新の機材と最先端の
アプリが揃っている最新の「Adobe Creative Cloud」が24時間利用可能。質の高い作品が効率よく制作できる環境を提供します。
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02
1つのジャンルにとらわれず
幅広く学ぶことができる分野を超えた基礎教育と制作の現場を意識した学びを通し、メディア技術とコンテンツビジネスを実践的に学びます。
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03
現役のプロの教員から直接
指導を受けることができる1年次から現役のクリエイター教員のもとで、様々なプロジェクトに取り組み、将来を見据えた活動を行います。
[ 4年間の主な学び ]
5つのコースから選択し学ぶことで、技術・想像力・行動力を高め、質の高いクリエイターをめざします。
選べる5つのコース
マンガコース
マンガについて、基本的な絵の描き方、道具の使い方やストーリーの見せ方から、幅広い人に読んでもらうための手法などを学びます。
CGアニメコース
最新の2D・3DCGから伝統的な手描きアニメ技術までを網羅的に身に付けて最先端のアニメーション表現を学びます。
コミックイラストコース
アナログ&デジタルを使った絵の描き方から、作品を外部に向けてプロデュースしていく方法などを学びます。
ゲーム・Webデザインコース
ゲーム分野では、おもしろさを探究し企画から制作までを通して多様なゲームづくりを学びます。Web分野ではWeb標準技術の知識とプログラミングスキルを身につけながら、Webトレンドを押さえたコンテンツ制作手法を学びます。
動画コース
YouTube動画やTV番組まで多様な映像制作技術に加えて、モーショングラフィックスなどを用いた新しいメディアアートも学びます。
1年次
基礎を幅広く学びセンスを磨く
専門分野を学ぶための基礎をしっかりと身につけます。教養や関連を幅広く修得しセンスを磨きます。
2年次
3つ以上の分野を選択して学ぶ
専門分野の中から自分の関心と適性を考慮し、3分野を選択。専門性に磨きをかけます。
3年次
少人数制の授業で専門性を高める
専門分野のコースにわかれ、最新の設備と少人数制の授業の中で、より高度な専門性の高い学習を行います。
4年次
卒業制作・課題研究に取り組む
集大成となる卒業制作・課題研究を行います。
自分の将来を見据え、独自の表現を社会へ発信する力を身につけます。
[ ピックアップ授業紹介 ]
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コミックイラスト実習Ⅲ
チームで壁画を制作します。1つの作品を大人数で取り組むという共同制作を通して、学びを深めます。
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ゲーム・Webデザイン実習Ⅳ
おもしろさを探究し、企画からプログラミングまでゲーム制作を行います。
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プロジェクト演習
1・2年次から専門性の高い取り組み、3・4年次にはゼミの先輩たちと作品制作を行います。
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アニメーション実習II
CG技術を融合させた次世代のアニメーション表現を修得。同時にインタラクティブ作品制作も行います。
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マンガ実習Ⅲ
SNS上でバズっているマンガを分析・発表し、分析に基づき作品を制作し公開します。
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映像実習Ⅰ
様々な動画を企画し、プロが使用する撮影機器で実際に撮影・編集する実践型の授業です。
在学生の声
たくさんのクリエイティブに触れ、
CGアニメの魅力に出会う
メディア映像学科 3年次 木村友香さん
岡山県立総社南高等学校 出身
アニメを見たりイラストを描くことは大好きだけど、はっきりとした目標は見つかっていなかった高校時代。そんな私にとって、幅広い分野のアートやデザインを学び、そのうえで専門分野を決められるメディア映像学科はぴったりな環境でした。

CGコースに進むことを決めたのも、1年次後期の「アニメーション基礎」の授業でCGを使ったアニメ制作を学んだことがきっかけでした。CGを扱うのは初めてだったのですが、そのおもしろさに感動。「もっとできるようになりたい」と思い、専門分野を決定。今は3DCGソフトを使ってキャラクターを動かす技術を勉強しています。

倉敷芸術科学大学は、地域との連携が活発な大学です。私が所属するアニメゼミでも、倉敷市からの依頼を受けて雑誌分別袋のイラストデザインを行いました。ゼミ内選考の結果、私のデザインが採用されることになりました。地域の特性や使う人の気持ちを考えながらデザインをすることは、実際の仕事に通じる体験です。こういった機会が豊富にあるおかげで、社会人になってすぐに役立てられる力を養うことができると実感しています。
違う分野の人やモノと
接することがマンガに活きる
メディア映像学科 4年次 中務日向子さん
広島県立因島高等学校 出身
マンガが大好きで、将来の目標はマンガ家になることです。そんな私にとってうれしいのが、メディア映像学科ではマンガ以外のいろいろな勉強ができ、他分野を専門にしている人たちと一緒に学べることです。

映像のことを勉強すれば、「その考え方はマンガにも活かせるな」と思ったり、アニメの勉強を通してアイデアの出し方を学んだり。チームでプロジェクトに取り組んだときは、個性たっぷりのメンバーから刺激をたくさんもらいました。
今はタブレットでマンガを描いている私ですが、実は入学前、パソコンが苦手でした。だから同じようにパソコンに苦手意識がある人も、心配しないでください。「絵が上手じゃないから」とためらっている人も、大丈夫です。先生との距離が近いおかげで疑問や不安はすぐに相談でき、しっかりとした技術を身につけることができます。

2021年12月には、作品がマンガ雑誌に掲載されました。長年の夢が実現したとも言えるのですが、まだまだ始まったばかりでもあります。次の目標である連載に向けて、学校生活のすべての時間を通して技術や知識、そしてネタを吸収したいです。

馬場 始三モバイルアプリケーション
Webアプリケーション
芸術学部長
ヒトとイヌ双方の健康支援のためのスマートウォッチアプリやICTを活用した美術工芸品の制作支援、Webアプリの研究開発などを行っている。

丸田 昌宏CMディレクター/映像クリエイター
学科長
現役の映像ディレクターとして、県内外の企業コマーシャルやPRビデオを中心に制作活動を行っている。

大屋 努ゲーム/3DCG/
デジタルものづくり
3DCG・ゲーム制作や工作キット開発を経て本学教員に就任。
高齢者施設と連携し、ゲームによる健康づくりの研究開発に注力している。

土井原 由子イラストレーター/作家
HIME+YOUの名前で雑誌「ぷっちぐみ」やCDジャケット等にイラストを寄稿。様々なイラストグッズをつくりながら、海外・日本の創作イベントや展覧会などにも出展している。