倉敷芸術科学大学

教育目標・ポリシーEducational Goal & Policy

教育目標

学部・学科

学部

学科

教育目標

芸術学部

デザイン芸術学科

デザイン、美術、工芸の諸領域を幅広く融合した総合的な美術教育研究を行うことを目的とする。個別の領域の専門家であるだけではなく、総合的な見地から社会、産業、生活のニーズに対して新たな価値を創出できる人材の養成を目標とする。

メディア映像学科

新しいメディア環境に対応した芸術表現の創造と産業の関わりに向けて、幅広い知識と専門領域の技術を身につけて、積極的に社会参加できる人材の養成を目標とする。

生命科学部

生命科学科

生命化学、食品科学、環境科学、水産科学および医用工学の各分野で生命を支える生命科学を教育し、持続的な社会形成に貢献できる人材の養成を目標とする。

健康科学科

保健科学や運動科学の面から人間の健康をとらえることができ、人間を取り巻く環境との関わりの中で21世紀の健康生活に貢献できる人材の養成を目標とする。

動物生命科学科

急速に変化しつつある現代社会に新たな視野をもって対応し、動物と人間の関わりの領域を中心に、より良い社会環境、生活環境の構築のために働くことのできる人材の養成を目標とする。

生命医科学科

癌診断のスペシャリストである細胞検査士や臨床検査技師、さらには疾患治療基盤の確立を志向する医療人の養成を目標とする。

危機管理学部

危機管理学科

既存の産業のみならず新興分野にも有用な専門的知識・技術を生かして、地域社会のかかえている経営・経済問題の解決に貢献できることに加えて、経営・経済活動に直結、もしくはそれに多大な影響を与える分野に関する危機管理の知識をもあわせて身に付けることにより、企業や社会の持続的な発展に寄与できる人材の養成を目標とする。

研究科・専攻

専攻名

教育目標

芸術制作表現専攻
(博士(後期)課程)

大学院修士課程を修了し専門領域において高度な表現能力を有する学生、また芸術領域で活躍する社会人において、修士課程における教育を継続しながら、さらに高度な制作研究を積み重ねてその領域を極めます。あわせて、倉敷における近代の文化的背景も視野に入れつつ、芸術領域から哲学や科学等含めた幅広い学際的造詣を深め、自己の表現を踏まえた理論研究にも重点を置き、芸術に対して自立した表現者としての自覚を元に、地域における芸術文化の中核を担い、その活動が今日の芸術活動に少なからず貢献することができる専門家の育成を目指します。

美術専攻
(修士課程)

これまでの美術領域における教育、及び作品制作を踏まえて、それぞれの系列における制作研究に加えて理論研究の研鑽を積み、独自の視点からその表現方法を構築し、独創性のある芸術作品の創造者の育成をめざします。あわせて、その専門知識や技術、研究成果をふまえて、倉敷はもとより中四国、学生の出身地域において芸術文化の普及やその質の向上に貢献出来る人材の育成、さらに映像系列においては、その関連業界において活躍出来る人材の育成を行います。そのために、本専攻では学内の研究だけに専念することなく、各種コンクールへの応募、展覧会や個展での作品発表、芸術文化イベントへの参加を行う等、芸術の社会貢献における意義の実践を通じた考察を行うとともに、系列を横断する研究を行い、広く芸術領域の造詣を深める教育を行います。

機能物質化学専攻
(博士(後期)課程)

専門分野に関する研鑽をさらに積ませるとともに、他の関連する研究領域での諸問題をも視野に入れた新たな研究課題を見出し、体得した専門知識を十二分に活用して研究・開発できる人材の養成を目標とします。

機能物質化学専攻
(修士課程)

化学、生物学、医科学等の専門分野の学際領域を視野に入れた教育と研究を行い、柔軟な探究精神と統合的視野をもって物事を判断し得る能力を備えた人材の養成を目標とします。

人間文化専攻
(修士課程)

教育・文化、危機管理学、健康科学、動物生命科学の分野の幅広い知識・技能の習得と専門領域における研究能力を培い、複雑多様で変化の激しい現代社会に柔軟に対応し、高度な課題解決能力を有する人材の養成を目標とします。

教育研究上の目的および人材育成の目的

学部

学部

教育研究上の目的および人材養成の目的

芸術学部

優れた創造性と深い専門領域の知識や技能を身につけながら人間性を培い、それぞれの感性と教養を通して各種の産業、行政、教育機関等の場で活躍できる人材を養成する。

生命科学部

生命科学は生命を取り巻く諸関連科学の総称であるが、生命に関する幅広い教養的知識を身につけ、生命科学の専門的知識・技能を生かして、社会のかかえている問題解決に貢献できる人材を養成する。

危機管理学部

危機管理の基礎知識と経営・経済活動に影響を及ぼす事象に関する専門知識を学び、さらに幅広い教養的知識を身に付け、将来、学生が活躍する企業、自治体、各種団体等における課題を発見し、主体的に様々な人々と連携し、その課題解決のために自ら行動できる人材を養成する。

大学院

研究科名

教育研究上の目的および人材養成の目的

芸術研究科

多様化する社会のニーズに対応し、科学的精神に基づいた新しい領域を開拓しながらも、芸術文化に必須の創作活動を通じて豊かな人間社会の確立に貢献できる人材を養成する。

産業科学技術研究科

医薬品や機能性食品等生活にかかわる高機能物質と医学の知識を研鑽し、専門知識を現場に生かして研究・開発できる人材を養成する。

人間文化研究科

教育・文化、危機管理学、健康科学、動物生命科学の分野の幅広い知識と専門領域における研究能力を有し、個別の学問領域を越えた学際的な視点に立って、現代社会が直面する諸問題に柔軟に対応できる人材を養成する。

ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー/
アドミッション・ポリシー

ディプロマ・ポリシー

学部

建学の理念のもとでミッションに掲げる「知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材」を輩出するため、所属学部学科に所定の期間在学し、所定の単位を修得し、以下の学修目標に到達した学生に学位を授与します。
(学修目標)
・五感を刺激する学びによって、感性豊かな表現力や創造的思考力を身につける
・他者と協調・協働しながら、地域の課題や専攻分野のテーマを題材に実践力を磨く
・自立した社会人として活躍するための専門的知識や技能を深め、究める

学部

学科

ディプロマ・ポリシー

芸術学部

芸術学部では、芸術における幅広い知識と専門領域の技能と表現力を身につけ、知性と感性を活かし、広く社会で活躍できると認める学生に学位を授与します。

メディア映像学科

メディア映像学科では、これからの社会を担う人材として、独創的なメディアコンテンツを創造する人材の養成に加えて、メディア技術やコンテンツビジネスを理解し、広く社会で活躍できるように、以下の能力を身につけることとします。
・専門分野における幅広い知識による企画力
・専門分野における幅広い制作力と技術力
・専門分野における独創的な表現力
・地域や社会に関する諸課題を、専門的知識を活かし解決することができる思考力
・他者と協調・協働でき、自らの意見を的確に表明できるコミュニケーション能力

デザイン芸術学科

デザイン芸術学科では、デザイン、美術・工芸等の造形活動を通して率直で独創的な自己表現作品を創造する人材の養成に加えて、表現力や知識を活用し、広く社会で活躍できるように、以下の能力を身につけることとします。
・専門分野における幅広い知識を得て創作や企画に活かす能力
・専門分野における幅広い創作に関する技術力
・専門分野における独創的な表現力
・地域や社会に関する諸課題について、知性と感性を活かして問題解決する能力
・他者と協調・協働でき、自らの意見を的確に表明できるコミュニケーション能力

生命科学部

教養科目及び各学科の専攻科目を通して身につけた知識や技術、思考力や表現力、豊かな感性をもって、生命科学のそれぞれの専門分野で役割を果たせる学生に学位を授与します。
具体的には、以下の能力を身につけることとします。
・生命科学に関する専門的知識と技術を持ち、社会人として責任を果たせる能力
・自身の考えを表現できる一方で、他者の意見を受入れ、他者と協力して行動のできる能力
・現代社会の問題を生命科学の立場から解決することができる思考力や行動力

生命科学科

生命科学科では、科学の論理性と芸術の感性を併せ持ち、生物学、化学の技術者・研究者として、専門的知識を活用できる人材の養成を目指します。
生命科学を基礎とした生命現象と物質との関わりについての教育と研究を行い、以下の能力を身につけることとします。
・生物学や化学の基礎知識を持ち、専門的知識を活用できる能力
・水産学、食品科学、香粧学、環境化学などの専門分野、及びその複合領域の専門科目を縦断的に学び、その知識を複合的に応用し問題を解決する能力
・これらの分野の専門的知識を活用し、持続可能な社会の構築に貢献できる能力

健康科学科

健康科学科では、幅広い教養教育で身につけた感性、表現力、思考力を基礎として、スポーツ、健康、運動指導、救急医療の各分野の専門的知識を活かし社会に貢献できる知識と技能を身につけた人材の養成を目指します。
具体的には以下の能力を身につけることとします。
・健康増進、競技力向上、スポーツ障害の予防について適切なケアができる能力
・障害、傷病などにより救援を要する人に対して現場で適切なケアを行い医療機関と連携して救助が行える能力
・学校教育において児童生徒の心身の健やかな成長と発育に、スポーツ、運動、栄養の面から教育できる能力
・現代社会の健康問題について、スポーツ、健康科学、運動指導、救急医療の各分野の立場から解決することができる能力
・健康科学に関する知識・技能を基礎として、他者との協働の中で協調性、積極性を発揮し、社会の向上に寄与できる能力

動物生命科学科

動物生命科学科では、愛玩動物看護師、実験動物技術者を中心とした「人と動物の関わりの領域」で、身につけた知識・技能、高い倫理観をもとに、自ら問題を発見し、問題を解決し、さらに自分の考えを的確に人に伝えることができる人材の養成を目指しています。
そのために教育目標に掲げた「専門的なコミュニケーション能力」「観察・治療対象の状態についてのアセスメント能力」「判断力」「創造力」「実践力」「自己研鑽能力」を学修成果とし、以下の能力を身につけることとします。
・生命の尊厳や人権尊重をふまえた高い倫理観を身につけ、動物や飼い主に寄り添うことができる能力
・動物の健康と生育環境について科学的根拠に基づき判断することができる能力
・動物看護実践に必要な専門的なコミュニケーション能力
・動物看護実践の場において、適切なアセスメントに基づいて看護を創造し実践することができる能力
・協働するチーム内でリーダーシップを発揮し、その発展に貢献できる能力
・社会の変化に適切に対応できる動物看護を創造し実践するために必要な専門的知識を身につけ研鑽しつづける能力

生命医科学科

生命医科学科では、アート思考とサイエンス思考を備え、臨床検査の基礎知識・技術(臨床検査力)を修得し、社会・医療現場でのコミュニケーション力、自分で考える力、発生した問題を紐解ける問題解決力を身につけた人材の養成を目指します。 具体的には、以下の能力を身につけることとします。 ・見て感じてイメージできるアート的能力と、観察し検証・考察できるサイエンス的能力 ・臨床検査の知識・技術で正確に物質の濃度や生体情報を検出できる能力 ・社会人、医療人として社会、医療現場に適応できるコミュニケーション能力 ・目の前の現象を理解し、次への行動ができる能力 ・人に優しく丁寧に話せる能力

危機管理学部

危機管理学科

・経済・経営分野の知識を身につける。
・社会人として活躍するための危機管理に関する基礎的な知識及び技能を身につける。
・経済・経営分野に関連する危機管理の知識及び技能を身につけ、一般企業、官公庁などの事業継続計画(BCP)を立案できる。
・専門分野の諸問題を自ら解決できる。

大学院

大学院を構成する各研究科の専攻分野で求められる研究能力及び資質を満たすと認められる者に対し、修士もしくは博士の学位を授与する。

修士の学位は、広い視野に立って精深な学識を修め、専攻分野における研究・創作能力又は高度な専門性を要する職業等に必要な能力を有する者に授与するものとする。
学位授与の要件として、所定の期間在学し必要な単位を修得し、必要な研究指導を受けた上、修士論文等の審査並びに最終試験に合格することが求められる。

博士の学位は、専攻分野の研究者又は専門性の高い職業人として自立して活躍するために必要とされる高度な研究・創作能力と、その基礎となる豊かな学識を有する者に授与するものとする。
学位授与の要件として、所定の期間在学し必要な単位を修得し、必要な研究指導を受けた上、博士論文等の審査並びに最終試験に合格することが求められる。

学部

学科

ディプロマ・ポリシー

芸術研究科

芸術制作表現専攻
博士(後期)課程

本専攻においては、自立した表現者としての誇りと社会に向けての積極的な問いかけを通じて、地域における芸術文化の中核をなし、加えて国際的な競争力を身につける。
さらには領域を横断して、広い範囲の芸術分野に発信していくことのできる知性と感性を備えた人格を、制作と論文の作成を通して実現する。
1.絵画・彫刻・工芸の各分野の専門的知識を、国際的レベルに至るまで深く探究する。
2.他領域の専門を自己の分野に取り込んで、独創的な個人様式を確立する。
3.研究成果を、個展をはじめ公的な発表を通じて、社会に問いかける。

美術専攻
修士課程

美術専攻において学位の取得にあたっては、芸術的感性によって直観力を高め、社会から遊離することなく、知識や経験に基づいた論理的判断をくだせる力を養うことが必要である。
それらの成果は美術作品の制作を通じて反映される。社会的に受け入れられ、共鳴を得る制作を第一の基準として評価する。
1.絵画・彫刻・工芸・映像・デザインの領域で専門的な基礎知識を体系的に身につける。
2.それらの専門的知識を、制作を通して目に見えるかたちにあらわす。
3.制作の成果をまとめ、展示や報告書で発表し、社会の評価を受ける。

産業科学技術研究科

機能物質化学専攻
博士(後期)課程

1.各系で高度な専門的知識、研究能力を体系的に身につける。
2.高度な情報入手能力に基づき、独力で必要な情報を収集し、整理することができる。
3 . 研究結果や自分の考えをわかりやすくまとめ、書面や口頭により論理的に発表し議論することができる。

機能物質化学専攻
修士課程

1. 機能分子化学系または分子細胞病理学系において、化学またはバイオサイエンス、細胞病理学に関する基礎的な専門的知識、研究能力を体系的に身につける。
2. 各専門領域において基盤理論及び一般的実験手法、研究組立手法を理解し、論文作成のための研究の方針・方法等を身につける。
3.実験方法や結果を教員や他の学生と議論しながら研究を遂行できる。
4.実験結果を整理し、論文、レポートとしてまとめ、発表することができる。

人間文化研究科

人間文化専攻
修士課程

大学院修了者には、高度な専門的知識・技能に加え、学際的な幅広い知識、創造力、問題解決能力等が求められる。本専攻では、以下のような学位授与方針のもと、修了要件を満たした者に修士(学術)の学位を授与する。
1. 危機管理学、健康科学、動物生命科学、教育・文化の各分野から、専攻する分野の高度な専門的知識・技能を身につける。
2.研究成果や自分の考えを、口頭や論文でわかりやすく論理的に発表し討議することができる。
3.学際的な視点に立って、問題点を整理し、問題解決へのアプローチができる。

カリキュラム・ポリシー

学部

学部

学科

カリキュラム・ポリシー

芸術学部

芸術学部では、芸術における幅広い知識と専門領域の技能、独創的な表現力を身につけるため、領域を横断して学ぶ制作を中心とした実践的なカリキュラムを編成しています。

メディア映像学科

メディア映像学科では、多岐にわたるメディアを理解し活用できる能力を身につけるため、コミックイラスト、CGアニメ、マンガ、ゲーム・Webデザイン、動画の分野を幅広く学び、その中で専門性を高めていくカリキュラムを編成しています。専門的な学修の集大成として卒業研究を必修科目とし、修得した専門分野の知識と技術を活用して制作に取り組み探求力と独創性を磨きます。

デザイン芸術学科

デザイン芸術学科では、デザイン、美術・工芸全般の歴史と理論及び立体・平面の基礎造形を広く学びながら、プレゼンテーション力を身につけ各自の専門性を見極めて、実践力や表現力を高めてゆくカリキュラムを編成しています。専門的な学修の集大成として卒業研究を必修科目とし、修得した専門分野の知識と技術を活用して制作に取り組み探究力と独創性を磨きます。

生命科学部

生命科学部では、「知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材」を育成するため、教養科目において、幅広い知識、思考力や表現力を身につけ、豊かな感性を育むとともに、専攻科目を系統的に学び、社会に貢献するための専門性を磨きます。
4年間のカリキュラムにおいて、実践的な実験・実習、フィールドワーク、PBL(Project Based Learning)を通して、チームで行動する力や問題解決力、マネジメント力を身につけます。

生命科学科

生命科学科では、生物学と化学の知識を総合的に身につけながら、問題を提起しそれを解決できる能力を高めていくカリキュラムを編成しています。専門的な学修の集大成として卒業研究を必修科目とし、修得した専門的知識と技術を活用して研究に取り組み探究力と独創性を磨きます。

健康科学科

健康科学科では、人体の構造、健康、栄養、運動に関する領域を広く学び、それぞれが専門として目指す3つの分野である、健康運動、救急医療、アスレティックトレーナーの専門的知識と技術を修得できるカリキュラムを編成しています。これらの専門的技能を社会で実現できる能力を身につけるため、現場実習とインターンシップ関連科目を配置し、また、研究倫理と専門領域の問題発見・解決能力を身につけるため卒業研究を必修科目として配置しています。

動物生命科学科

動物生命科学科では、生命の尊厳に関係する倫理や法規、動物の適性飼養管理に関する知識・技能を基礎として、科学的根拠に基づいた質の高い愛玩動物看護師・実験動物技術者としての能力を高めることができるカリキュラムを編成しています。4年間の学修の総まとめとしての卒業研究や臨床実習での実践を通して、「考える力」「伝える力」「問題を発見・解決する力」を磨きます。

生命医科学科

生命医科学科では、医療の仕組み、臨床検査の種類、臨床検査技師の業務・役割り・医療倫理を広く学びながら、各種臨床検査項目の臨床的意義、測定法等の知識を修得するとともに、各種臨床検査項目の測定技術を修得して専門性を高め、さらに検査データから偽りの値や病態を判読できる思考力・判断力を高めるカリキュラムを構成しています。病院実習では臨床検査技師の現場での働き方から自分の将来像を描き、また、患者様との接し方、チーム医療についても学びます。修得した専門分野の総合力を臨床検査技師国家試験で確認します。

危機管理学部

危機管理学科

1年次:危機管理学及び経営学・経済学の基礎、ならびに情報セキュリティの知識の基礎を身につけるとともに、ゼミナールや概論科目を通じて大学での学びや進路選択の指針とする。
2年次:1年次で学んだ基礎知識をさらに深め、より専門性の高い知識と技能を学ぶことにより、広い視野と深い学びを追求する。
3年次:より専門性の高い講義や演習・実習を通じて専門分野の学修をさらに深めるとともに、興味ある研究分野の研究室に配属し、研究活動を通じてより深く学ぶ。
4年次:卒業研究として、専門的論文の購読を通じて専門分野からさらにテーマを絞った研究活動を実践し、締めくくりとして卒業論文にまとめる。

大学院

修士課程を有する各研究科では、学位授与方針に掲げる人材を養成するため、コースワークとリサーチワークを適切に組み合わせた教育課程を編成する。また、複数の指導教員体制により、研究指導計画に基づいて、学生の能力を最大限に引き出すことのできるきめ細かな学位論文作成指導を行う。

博士(後期)課程では、研究者や専門性の高い職業人に必要とされる高度な研究・創作能力と、その基礎となる豊かな学識を養うために、所属する系列における制作表現研究(芸術研究科)や特別研究(産業科学技術研究科)を通して、少人数個別指導型の学位論文作成指導を行う。

学部

学科

カリキュラム・ポリシー

芸術研究科

芸術制作表現専攻
博士(後期)課程

カリキュラムは各学生の専門領域の「制作表現研究」を中心に編成されている。これに「芸術理論総合研究」と「領域横断特別研究」という科目を加えて、広い視野をもつことで孤立することなく、つねに社会性に根ざした表現活動を推奨するシステムをつくり出している。研究成果は各学年での公的な中間報告会を経て、美術館での修了制作展で発表される。

美術専攻
修士課程

カリキュラムは制作と理論の2つの領域を過不足なく履修するよう編成されている。制作に関しては課題をこなす対応能力と、自主制作を重視する創造力を各領域の性格に応じてバランスをとりながら運用している。研究成果としての修了制作は報告書を含めて判定されるが、それぞれ修了制作展と研究報告会を開催し、公的に評価される。

産業科学技術研究科

機能物質化学専攻
博士(後期)課程

2系列からなっている。ゼミナールと特別研究で構成されている。所属する系での特別研究を通して、思考、解析、解決案提起、実験手法提起の諸能力向上を目指して指導される。研究結果や個々の思考解析過程、解決案、実験手法を要領よく発表し、論理的に応答する訓練の場として、半期ごとの発表会を行なっている。

機能物質化学専攻
修士課程

カリキュラムは2系列からなっている。
学外の専門家による特別講義、各系全教員によるゼミナール、特別研究で構成されている。所属する系を中心とした講義科目を受講するとともに特別研究を行うことにより、体系化された専門的知識、実験手法を修得し、必要な情報を収集、整理活用することができるように配慮している。
研究結果や個々の考えを要領よく発表し、論理的に応答する訓練の場として、半期ごとの発表会を行なっている。

人間文化研究科

人間文化専攻
修士課程

学位授与方針に掲げる人材を養成するために、コースワークとリサーチワークを適切に組み合わせた教育課程を編成する。また、研究指導計画に基づいて、学生の能力を最大限に引き出すことのできるきめ細かな学位論文作成指導を行う。
1. コースワークでは、各系列に配置された科目の履修により専門的知識・技能を修得するための教育課程を編成する。
2. リサーチワークでは、特別研究により学位論文作成指導を行い、研究成果の取りまとめ方や効果的な発表方法などを含めた研究能力を向上させる。
3. 専攻する分野の系列に加えて、他系列の科目あるいは関連科目を受講することにより、複合的・学際的な視点に立って、現代社会が直面する諸問題に柔軟に対応できる人材を養成する。

アドミッション・ポリシー

学部

学部

学科

アドミッション・ポリシー

芸術学部

芸術学部は、芸術の知識や技能をもとに広く社会に貢献する人材の養成を目指しています。芸術学部は、芸術作品の創造に注力できる入学者、また芸術へ興味や関心をもち、活用できる知識を身につける意志をもつ入学者を受入れます。

メディア映像学科

メディア映像学科では、独創的なメディアコンテンツを創造する人材の養成に加えて、メディア技術やコンテンツビジネスを理解し、広く社会で活躍できる人材の養成を目指しています。メディア映像学科は、メディア技術に興味や関心を持ち、専門教育を受けるのに十分な基礎学力と積極的にメディアコンテンツを生み出す意志を持つ入学者を受入れます。

デザイン芸術学科

デザイン芸術学科は、デザイン、美術、工芸の諸領域を幅広く融合した総合的芸術教育研究を行うことを目的としています。個別の領域の専門家であるだけでなく、主体的に多様な人々と協働して学び、総合的な見地から社会、産業、生活のニーズに対して、率直な自己表現を行うことを通して新たな価値を創出できる人材の養成を目指しています。デザイン芸術学科は、造形芸術に興味や関心を持ち、総合的、専門的に造形芸術を生み出す意志をもつ入学者を受入れます。

生命科学部

生命科学部では、本学の建学の理念のもと、幅広い知識を身につけ、生命科学の専門的知識・技能を生かして、社会のかかえている問題解決に貢献できる人材を養成するために、以下のような入学者を受入れます。
・目的意識と学習意欲が高く、目標を達成するために努力を続けられる人
・失敗を恐れず、チャレンジ精神が旺盛で、好きなことに邁進できる人
・自分自身の価値観が明確である一方、多様な価値観を受容でき、協調性のある人
・各学科のカリキュラムを習得するのに必要な基礎学力のある人

生命科学科

生命科学科では、科学の論理性と芸術の感性を併せ持ち、生物学、化学の技術者・研究者として、専門知識を活用できる能力を養成します。このために、次のような入学者を受入れます。
・探究心があり意欲的に学ぶ強い意志がある人
・物事をさまざまな角度から思考できるように、幅広い教養を身につけようと考えている人
・真理を追究し、社会に貢献できる新たな技術を創造しようとするチャレンジ精神を持つ人
・「生物基礎・生物」または「化学基礎・化学」の教科の内容を理解している人

健康科学科

健康科学科では、幅広い教養を身につけ、スポーツ、健康づくり、健康教育、救急医療の分野の専門的知識・技能を生かして、社会に貢献できる人材を養成するために、人体の構造や機能及び保健体育分野の基礎的な知識を有し、社会貢献への明確な目的意識と高い学習意欲をもち、仲間と協働できるコミュニケーション能力のある人物を受入れます。

動物生命科学科

動物生命科学科では、動物と人間に対する深い理解をもとに愛玩動物看護師、実験動物技術者を中心とした「人と動物の関わりの領域」に興味や関心を持ち、学科の目標を理解し、目的に向かって日々努力できる人物を求めています。
・「動物と人間の関わりの領域」を中心とした分野で活躍したいという意欲のある人。特に愛玩動物看護師、実験動物技術者として活躍したいという意欲のある人
・動物に思いやりをもって接することができる人
・他者に思いやりをもって接することができる人
・自己の考えを適切に伝えるためのコミュニケーション能力を身につけている人
・動物看護や動物実験を科学的に実践するための基盤となる自然科学の知識、論理的な思考の基礎をもっている人
・自分で努力して成長していくことができる人

生命医科学科

生命医科学科では、臨床検査学の専門知識・技術(臨床検査力)を生かして、医療に貢献できる人材を養成するために、以下のような入学者を受入れます。
・人に優しく寄り添える人
・豊かな人間性と社会性のある人
・医療や臨床検査に関心を持ち、臨床検査技師になることを望む人
・医療倫理、臨床検査力を身につけ、社会貢献をしたい人

大学院

修士課程を有する各研究科では、現代社会が直面する諸課題の解決に向けて、専門領域における研究・創作能力を身に付け、旺盛な知的探究心をもって積極的に課題に取り組むことのできる意欲ある人物を広く求めている。

博士(後期)課程では、研究者や専門性の高い職業人として自立して活躍するために必要とされる高度な研究・創作能力と、その基礎となる豊かな学識を修得しようとする意欲ある人物を求めている。

学部

学科

アドミッション・ポリシー

芸術研究科

芸術制作表現専攻
博士(後期)課程

大学院設置基準第4条第1項にあるように、博士(後期)課程の目的として「専攻分野について、研究者として自立して研究活動」を行なうことを目指している。修士課程で専門分野の基礎が備わり一定の評価を得たものが、さらに高度な専門性をもって、自己のスタイルを確立できるような、次の人材を求めている。
1.自分の専門領域について十分な知識を持ち成果をあげていること。
2.他の領域にも関心を持ち、孤立することなく、社会に問題を投げかけていく姿勢をもっていること。
3. 制作だけでなく理論的な探究もすすめて、自身のゆるぎない制作理論を確立しようとする意欲があること。

美術専攻
修士課程

大学院設置基準第3条第1項にあるように、「修士課程は、広い視野に立って精深な学識」を求めることが要求されるが、本専攻では専門分野を深めるだけではなく、専門性を異にする研究仲間が身近にいるという環境を生かして、広い美術分野全般に広い関心をもつ人材を求めている。
1.美術全般に広い興味をもつこと
2.独創的な発想のできる能力
3.研究仲間と協調して研究を進めていく姿勢
4.社会的意識を失わずに専門性を追求する意志

産業科学技術研究科

機能物質化学専攻
博士(後期)課程

本専攻では機能物質化学、バイオテクノロジー、細胞病理学の幅広い素養と専門的知識を持った人材の輩出を行なっている。
学位を授与するに当たり、節操ある生命・科学倫理観と自然摂理に対する深い尊崇の念をもつことを求める。

学んでおいて欲しいこと
1.十分な実験的知識と工夫能力
2.専門論文を十分に理解する外国語能力
3.情報収集能力
4.発表能力

機能物質化学専攻
修士課程

本専攻は、実験、実践経験をとおして研究遂行方法を体得し、結果を論理的かつ簡単明瞭にまとめ、発表できる能力を涵養することが主題である。従って、実験が好きで、個別の領域を越えてチャレンジできる人材を求める。
1.明るく協調性に富む人物
2.知的好奇心の旺盛な人物
3.目的意識の明確な人物
4.実験、研究に粘り強く取り組める人物

人間文化研究科

人間文化専攻
修士課程

危機管理学、健康科学、動物生命科学、教育・文化の各分野から、志望する分野の基礎的な専門知識と研究能力を身に付け、個別の学問領域を越えた学際的な視点に立って、現代社会が直面する諸問題の解決にチャレンジできる以下のような人物を求めている。
1.志望する研究分野に対する基礎的な専門知識・技能と明確な目的意識を有する人物。
2.研究を進めるために必要な論理的思考能力や文章作成能力などの諸能力を有する人物。
3.旺盛な知的探究心をもって主体的に課題に取り組むことのできる人物。