発表者の一人、芸術学部3年の中島さんは、文化・食事・水質・国民性など、アメリカと日本の違いを多角的な視点から紹介しました。特に「アメリカで良いと感じた文化や取り組みを、日本や本学にも取り入れてほしい」と、具体例を挙げて熱心に語ってくれました。さらに「日本ならではの考え方、今回訪れたアメリカならではの考え方、そして他国の考え方を理解していくことが、今後の夢に向かうためにも必要なのだと感じた」と、自身の学びを振り返る姿が印象的でした。

もう一人の発表者、生命科学部3年の津崎さんは、研修前に不安を抱いていた英語が「意外と話せる！」という自信につながったと語りました。現地では、同じ趣味をきっかけにタイ人留学生と親しくなったり、お祭りでは「最低5人に話しかける」というチャレンジを自らに課したりと、楽しみながらも積極的に成長に取り組む姿やタイ人留学生とのやりとりに胸を打ちました。

二人とも今回の研修を通じて「もっと長く、そしてさまざまな国へ行ってみたい」という新たな目標を見つけたようです。今後の挑戦が楽しみです。