倉敷芸術科学大学

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2026.10.29

#Event

オーストラリアの動物看護を学ぶ!Mik先生による特別講義を開催しました

2026年10月、動物生命科学科では、本学園の海外協定校であるオーストラリアの動物看護師養成機関 Animal Industries Resource Centre(AIRC)より、オーストラリア獣医師のMik O’Leary先生をお招きし、2年生を対象とした特別講義を実施しました。

Mik先生には毎年本学へお越しいただき、オーストラリアの動物医療や動物看護について、最新の知見を交えながら実践的な指導をしていただいています。今年度も10月19日から23日にかけて、包帯法、動物歯科学、心肺蘇生法(CPR)、縫合法について、講義と実習を行っていただきました。

「耳と四肢の包帯法(Bandaging Techniques for Ears and Limbs)」を学びました。包帯は、ただ巻けばよいというものではありません。動物の体の構造や包帯を巻く目的を理解し、適切な方法で処置することが大切です。学生たちは講義で基本的な知識を学んだ後、実習を通して包帯法の技術を身につけました。

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「動物の歯科看護学:デンタルチャート(Veterinary Dental Nursing: Dental Charting)」について学びました。デンタルチャートとは、歯の状態や口腔内の異常などを記録するためのものです。動物の歯の構造や歯科診療における記録の重要性について理解を深め、動物看護師が歯科診療を支えるうえで必要となる知識を学びました。

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「心肺蘇生法(CPR:Cardiopulmonary Resuscitation)」の講義と実習を行いました。心肺停止という緊急事態に直面した際、愛玩動物看護師にも迅速かつ適切な対応が求められます。学生たちは心肺蘇生法の基本的な考え方を学び、実習を通して救命処置の重要性を理解しました。

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「縫合法(Suturing Techniques)」の実習を行いました。縫合に使用する器具の扱い方や基本的な縫合技術について学び、学生たちは慣れない手技にも真剣に取り組みました。

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今回の特別講義は、いずれも英語で行われました。普段の授業で学んでいる動物看護の知識や技術であっても、英語で説明を聞き、理解し、実践することは学生にとって新鮮な経験です。

Mik先生は、学生一人ひとりの様子を見ながら、わかりやすい英語で丁寧に説明してくださいました。学生たちにとって、専門的な知識や技術を学ぶだけでなく、英語を使って動物看護を学ぶ楽しさを実感する貴重な機会となりました。

また、Mik先生は、オーストラリアの動物看護師資格「Certificate IV in Veterinary Nursing」の資格認定に携わるAssessor(評価者)でもあります。

本学科では、在学中に日本の愛玩動物看護師国家資格に加えて、オーストラリアの動物看護師資格の取得を目指すことができます。2016年度以降、AIRCとの教育プログラムを通じて、これまでに40名の学生が資格認定審査を受け、全員が資格を取得しています。

今回の来学期間中には、オーストラリア資格取得を目指す4年生4名に対して、実地アセスメント(到達度評価)も実施していただきました。

学生たちは、これまでに学んできた知識や技術を英語で説明しながら、さまざまな実技課題に取り組みました。

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さらに、次年度の資格取得を目指す3年生9名へのガイダンスや、1・2年生の資格取得希望者への説明会も実施しました。学生からの質問にもMik先生が丁寧に答えてくださり、資格取得に向けた具体的な学習方法や今後の取り組みについて理解を深める機会となりました。

本学科では、毎年オーストラリアへの海外研修を実施するとともに、海外の教育機関と連携した資格取得プログラムを展開しています。海外の動物看護教育に直接触れることは、学生たちが日本とオーストラリアの動物看護の違いを知り、将来の愛玩動物看護師としての可能性を広げるきっかけにもなっています。

今回の特別講義を通して、学生たちが専門的な知識や技術だけでなく、世界に目を向けて学び続けることの大切さを感じてくれたことを期待しています。

Mik先生の招聘は、小合龍夫教育助成金の支援を受けて実現しました。この支援により、学生は学びを深めるとともに貴重な経験を積むことができました。ここに心から感謝を申し上げます。

※画像は学生の許可を得て使用させていただいております。

(文責:村尾)