倉敷芸術科学大学

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2023.03.15

教育・研究Science

動物生命科学科 村尾研究室が「ヒトと動物の関係学会 第29回学術大会」にて発表

2023年3月11日・12日に開催されました「ヒトと動物の関係学会 第29回学術大会」にて、動物生命科学科 村尾研究室の大学院生 山本千尋さん(兵庫県立神戸北高等学校出身)(大会2日目)と4年生 浜口郁海さん(神戸市立神港橘高等学校出身)(大会初日)が発表しました。

なんと山本さんは、優秀発表賞(奨励賞)を受賞!
山本さんの発表は、教科書等にある犬を仰向けにした状態での腹部の超音波検査における犬と、その犬をおさえる人のストレスを軽減する方法について調査。その結果、仰向けにされた犬の前足と後ろ足を伸ばさないで曲げておさえることによって、犬と人へのストレス負荷を軽減できることが明らかになりました。
またこの研究は研究室の村尾信義准教授はもちろん、同じく動物生命科学科の武光浩史准教授と湯川尚一郎准教授も携わっています。

浜口さんの発表は、複数の大学教員より「独創性があり、結果の価値が高く、発展性に期待がもてる」との評価やコメントを頂戴し、非常に高い評価をいただきました。浜口さんの発表は、近年増加する豪雨等の夏季の災害時において、一時避難所を想定した家庭犬のストレスレベルを調査。管理方法(クレート、サークル、リードによる係留)と同室内の犬の飼育頭数(1頭、2頭、3頭)を組み合わせた環境にて実験を行なった結果、夏季の一時避難においては「クレート」での管理と3頭いる環境が最も家庭犬のストレスを軽減できることが明らかになりました。

詳しくはコチラ

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