倉敷芸術科学大学

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2022.12.26

教育・研究Artメディア

ボートレース場ってどんなイメージ?児島ボート70周年記念ラッピング列車を学生さんがデザイン

デザイン芸術学科3年西谷涼さんがデザインした「ボートレース児島」をPRするラッピング列車が2022年12月23日(金)、水島臨海鉄道の水島駅にて初運行されました。

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このラッピング列車はボートレース児島の70周年記念として「ボートレース児島に来たくなるような楽しさ・美しさを伝える」ことをテーマ企画されました。「ボートレース場に訪れたことがない若い世代大学生や子供などにボートレース場を知ってもらえたら」というボートレース児島さんの思いからデザインの依頼はデザイン芸術学科イラスト分野の学生6人へ。依頼を受け、学生さんたちは実際にボートレース児島を視察、何度もデザインをやり取りし、今回の西谷さんのデザインが採用されました。

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西谷さんへインタビュー



ーカラフルで楽しいデザインですね!どんなイメージでデザインしましたか。

お子様もターゲットに入れたデザインをという事だったので、可愛らしさを含んだデザインを考えようと思いました。ですのでカラフルで親しみやすいデザインをコンセプトに、カラフルなランからボートがとび出て接戦を繰り広げる様子で疾走感を大事にしつつもワクワクするような色使いを心がけました。 また背景の青は海を表すと同時に児島のブルーをイメージしています。

ー自らがデザインした電車を目の前にしてどう感じましたか?

今回採用していただけて電車が実際にラッピングされた様子を見ると、テーマパークを連想させるような可愛さのあるデザインを実感することが出来て、自分のやってきた制作内容と仕上がりに安心感と満足感を覚えました。デザイン案を考えている時は電車にラッピングされている状態のイメージが湧きづらく作業に難航することもありましたが、とても貴重な経験をさせていただいて自分の成長を感じることも出来ました。


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児島ボートのラッピング列車は2024年3月31日まで倉敷の街を駆け巡ります。

なお、こちらのラッピング電車について各社で報道されました。

【児島ボートのラッピング列車公開 水島臨鉄、デザインは大学生考案】[山陽新聞社]
https://www.sanyonews.jp/article/1344992

【ブルーの車体にボートのスタイリッシュなデザイン「ボートレース児島」をPRするラッピング列車の運行開始 】[RSK山陽放送]
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/249461?display=1

【ボートレース児島 70周年記念のラッピング列車 登場】[KCT倉敷ケーブルテレビ]
https://tv.kct.jp/program/detail.php?id=33071